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青果の履歴書。青果の生まれを知る。それは安心を知るコトです。

長野県下條村産
市田柿

生産者

古田 康尋さん

ID

231201011004

栽培のプロセス

  • 01土づくり

    土づくりでは、春と収穫後の年2回、有機質100%の堆肥を使っています。時間経過に従い徐々に効果が出るため、樹をゆっくりと成長させる、原料となる柿自体の味が良くなります。

  • 02草生栽培

    土壌中の菌を育てるため、除草剤は一切使用せず、雑草も土の栄養に変えていく「草生栽培」を実践しています。雑草も管理が必要なため、年に4~5回は園地全体の草刈りを行っています。

  • 03収穫

    美味しい市田柿を作るため、樹についている期間を平均的な時期よりも柿の収穫を5日ほど遅らせて完熟収穫を行います。じっくりと味が乗るのを待ち、味優先の商品作りをしています。

  • 04加工

    収穫後は、市田柿を丁寧に一つずつ皮をむき、糸でくくりながら簾状にして吊り下げていきます。秋から冬にかけて、カネシゲ農園は市田柿のオレンジ色に染まります。

  • 05自然乾燥

    乾燥程度を確認しながら、味や食感にまろやかさを出すため、3日ごとに柿を一つ一つ揉んでいきます。温度、湿度により品質が変わるため、天候に合わせて乾燥させる環境の調整を行います。

栽培のこだわり。

美味しい果物は、健康な土作りから。除草剤には一切頼らない草生栽培と、有機質肥料のみにこだわり、畑や樹を大切にする栽培を行っています。カネシゲ農園は標高750mにあり、収穫、加工時期の10~11月は濃い霧に覆われ、霧の水分が柿の適度な乾燥を促し、美味しさを凝縮してくれます。

商品特徴。

冷たい空気の中でじっくりと乾燥させることで、糖度が増し甘みの強い干し柿になります。表面についた白い粉は、柿の糖分が結晶化したもの。乾燥工程の際に丁寧に揉みこむことで、水分とともにブドウ糖が果実の外ににじみ出て、白い結晶となります。